「視力矯正(レーシック)の種類と選び方 ケラトームレーシック」 についての記事
【視力矯正(レーシック)の種類と選び方】
視力低下の原因はさまざまで、人の目の形状や症状も千差万別。視力矯正方法を選ぶにあたって、個々の症状にもっとも適した手術方法を見極める必要があります。技術の進歩にともなって、ありとあらゆる視力矯正手術が開発され、さらに今この瞬間にも、次々に新しい治療法が開発されつつあります。私たちはその多くの選択肢の中で、一体どの視力矯正法を選べばよいのでしょうか。
まずは、正しい視力矯正の知識を得ることが不可欠といえます。すべてを医師任せにするのではなく、資料やインターネットで自分なりにさまざまな視力矯正方の知識を蓄積しておくことです。そして、それぞれの手術内容、メリット・デメリット、起こり得るリスク、費用やアフターケアに至るまで、自分で納得がいくまで調べる姿勢が必要です。
近年では安価にレーシックなどの視力矯正手術が受けられるようになり、とりあえずその潮流に任せて「自分もやってみよう!」などという安易な心構えで視力矯正に臨む方も多いようですが、その考え方は危険と言えます。視力矯正手術の方法は多岐にわたるものであり、レーシック手術だけが視力矯正方法ではありません。さらに、レーシック手術の中でも、精度の高い手術やオプション付の手術、内容の異なる手術など、視力矯正の知識の習得なしには知りえない手術法がたくさん存在するのです。
手術内容を、人気度や費用だけで選ぶのは危険です。角膜の厚みや眼球の形状、視力や症状などから、自分の目にぴったりの視力矯正手術はどれなのか。信頼できる眼科医とのインフォームドコンセントの中で、手術方法を絞り込んでいくことが大切です。
【レーシック(LASIK) ケラトームレーシック】
現在もっともメジャーとされる視力矯正レーシック法は、『ケラトームレーシック』です。名前の由来は、角膜のフラップ形成のときに使用する”マイクロケラトーム”という機器で、現時点ではもっとも一般的なレーシック法です。ふつう、『レーシック手術』というと、このケラト−ムレーシックを指します。
現在の症例数は最多であり、信頼度の厚い視力矯正法ではあります。
しかし、術後にドライアイなどの後遺症がでやすい、角膜の厚み不足や近視度合によっては手術が受けられない等の観点から、徐々に最新の視力矯正レーシック法(イントラレーシックなど)に移行しつつあります。
いま一度、ケラトームレーシックについての流れを確認してみましょう。
【ケラトームレーシック】
@目の周辺の消毒、点眼麻酔をします。
Aマイクロケラトームというカンナ状の機材で、目の表面を薄く蓋(フタ)状に削り(=フラップ形成)、フラップをめくります。
Bフラップをめくったすぐ下の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜表面の曲率(カーブ)を変化させることで、光の屈曲率を変化させます。屈曲率を変化させることで、視力矯正できます。
Cめくっていたフラップを元に戻し、眼球との接着を待ちます。
レーシック手術のメリットは、拒絶反応のないところ。フラップは異物でなく自分の生体内から切り取ったものなので安心です。しかし、最新のレーシックでは、さらにフラップの断面がなめらかで、接着もキズの治りも早いため、現在のレーシックよりも精度が格段に上がっているといえます。今後の視力矯正の主流は、1ランク上のレーシック法に移行していくでしょう。