「LASEK(ラセック・ラーゼック)とは 視力回復手術の基礎知識」 についての記事

LASEK(ラセックまたはラーゼック/Laser epithelial Keratomileusis)は、レーシックと同じく角膜屈折矯正手術に分類される、視力矯正法のひとつです。

レーシック手術との違いは、フラップ形成段階。レーシックのフラップは、角膜内部の5層のうち、2層目まで切れ込みを入れて形成するものですが、LASEK手術の場合は、1層目だけを剥がしてフラップとします。つまり、眼球の最表皮をごく薄くめくって、レーザー照射を行うという方法です。また、角膜上皮をアルコールに浸してやわらかくした上で、極力薄くめくってフラップ形成するというやり方も、レーシック手術との大きな違いです。術後は、薄いフラップを保護するため、保護用コンタクトレンズを装用する必要があります(※術後3日程度)。

LASEKは、PRK手術と同じく、眼球への圧迫を受けやすい格闘技系の激しいスポーツをする方や、レーシック手術に適応できない角膜をお持ちの方に、最適な視力矯正法だといえます。

視力回復までの時間は、レーシックよりも若干長くかかるとされており、3日〜1週間くらいを目安にするとよいでしょう(※個人差があります)。紫外線などを避けるため、数ヶ月〜半年ほどは、外出の際はサングラスかUV眼鏡の装用をお勧めします。水泳や格闘技など、目に負担のかかるスポーツは約1ヶ月後から、通常の仕事などは4日目以降からが望ましいでしょう(※個人差があります)。

以上のように、多少の制限は増えるデメリットがあるものの、レーシック手術を受けられない目をお持ちの方には最適な視力矯正法であるといえるでしょう。けっしてレーシック技術よりも精度の劣るものではありません。